『了解です!
お弁当の事、本当にすみませんでした!』
すぐに返信がある。
『でこぴん1回で許す!
手加減なしだよ?』
思わず、小さく笑ってしまう。
ただ『気にするな』ではなく『でこぴん1回』と言ってくれた事に、尚子さんの優しさを感じた。
コンビニの袋に入っていた紙おしぼりで手を拭き、サンドイッチを食べ、カフェオレを飲む。
車のエンジンをきってしまったので、車内は私が発する音しかしない。
サンドイッチのフィルムの音、カフェオレをストローでチュッと吸う音・・・
少し窓を開けているので、国道を走る車の音が聞こえるが、それもなんだか、妙に遠く感じる。
考えてしまうのは、先程の事。
自分でやると言っておいて、すっぽり忘れてしまっていた。
思い出すタイミングは、何度かあった。
白石さんに確認された時、尚子さんに聞かれた時・・・
そもそも、なぜ真っ先に本部に行かなかったのだろう・・・
『後悔先に立たず』昔の人は、うまい事を言ったもんだ。
お弁当の事、本当にすみませんでした!』
すぐに返信がある。
『でこぴん1回で許す!
手加減なしだよ?』
思わず、小さく笑ってしまう。
ただ『気にするな』ではなく『でこぴん1回』と言ってくれた事に、尚子さんの優しさを感じた。
コンビニの袋に入っていた紙おしぼりで手を拭き、サンドイッチを食べ、カフェオレを飲む。
車のエンジンをきってしまったので、車内は私が発する音しかしない。
サンドイッチのフィルムの音、カフェオレをストローでチュッと吸う音・・・
少し窓を開けているので、国道を走る車の音が聞こえるが、それもなんだか、妙に遠く感じる。
考えてしまうのは、先程の事。
自分でやると言っておいて、すっぽり忘れてしまっていた。
思い出すタイミングは、何度かあった。
白石さんに確認された時、尚子さんに聞かれた時・・・
そもそも、なぜ真っ先に本部に行かなかったのだろう・・・
『後悔先に立たず』昔の人は、うまい事を言ったもんだ。



