野球場から休憩場所となっている芝生広場への移動中、本部テントの前で白石さんが立ち止まる。
「手伝おうか?」なんて声がかかるが、白石さんは、首を横に振る。
「大丈夫です。私におまかせください!」
胸の前で右手で作った拳を、ギュッと握る。
かっ、可愛い~~!
思わず見とれていると、野球中年達も、目尻が下がっていた。
私の可愛いのツボは、オヤジ達と一緒なのか!?
そう考えると、ちょっとイヤな気持ちになる。
芝生広場につくと、すでにお弁当を食べているチームや、食べ終わっているチームもある。
時刻は12時30分を過ぎている。
テントの下のブルーシートに、各々荷物を置く。
先程の試合の事を話していたら、段ボール箱をのせた台車を押しながら、白石さんがやって来た。
「お待たせしました!お弁当で~す」
可愛い女子一人と一緒だ。
「久美ちゃん!会いたかったよ!」
高野主任が、満面の笑みで声をかける。
「みなさん、お久しぶりです!決勝戦進出、おめでとうございます!」
「手伝おうか?」なんて声がかかるが、白石さんは、首を横に振る。
「大丈夫です。私におまかせください!」
胸の前で右手で作った拳を、ギュッと握る。
かっ、可愛い~~!
思わず見とれていると、野球中年達も、目尻が下がっていた。
私の可愛いのツボは、オヤジ達と一緒なのか!?
そう考えると、ちょっとイヤな気持ちになる。
芝生広場につくと、すでにお弁当を食べているチームや、食べ終わっているチームもある。
時刻は12時30分を過ぎている。
テントの下のブルーシートに、各々荷物を置く。
先程の試合の事を話していたら、段ボール箱をのせた台車を押しながら、白石さんがやって来た。
「お待たせしました!お弁当で~す」
可愛い女子一人と一緒だ。
「久美ちゃん!会いたかったよ!」
高野主任が、満面の笑みで声をかける。
「みなさん、お久しぶりです!決勝戦進出、おめでとうございます!」



