幼馴染みのように感じる気安さから、自分の勝手な思いを、塚本さんに押し付けてしまった。

塚本さんがお見合いをしようが、誰の事を想っていようが、私には、全く関係のない事なのに・・・

右手をギュッと握って、私はまた、駐車場へと歩き始めた。