こんな状態じゃ、家にも帰れないから。 私は家の近くにある公園に寄ってブランコに腰を下ろした。 バッグから携帯を取り出して、着信履歴の一番上にある番号を引き出す。 コール音が流れて間もない内に繋がった。 『もしもし、柚梨?』 美玖は、私が電話すると、いつもすぐに取ってくれる。