「仁ちゃんが居なきゃ……生きて、いけない……っ」 やっぱりわたしは、仁ちゃんじゃなきゃダメだよ。 今でも、大好きなんだよ。 「俺がいるだろ?」 「楓君に……甘えられないよ」 「いいんだよ!あいつに頼まれたし。俺が居なかったら、お前、あいつの元に行こうとするだろ?」 「……っ」 「あいつ、夢の中で言うんだよ。奈友を幸せに出来るのは、俺の他にお前だけだって」 仁……ちゃん。 涙が止まらない。 「だから……俺の元に来させないように、そばで支えてやって欲しいって……っ」 「……っ」