*・.。*4度目のクリスマス・*:.。.*



「離して……っ!」



「ムリだし」



「なん、で……?」



仁ちゃんが居なくなってから、楓君はわたしのことを気にかけてくれるようになった。



「あいつに頼まれたから」



「え……?」



あいつ……?



「お前を……っそばで見守ってて欲しいって」



「ウソ……ッ」



だって、いつ……?



「あいつ……今日夢に出て来やがった。奈友が泣いてるから、夜になったらクリスマスツリーに行ってやってくれって」



…………



ウソだ……。


ウソだよ。



なんで……?


仁ちゃん。



「死んでもなお、お前のことが心配でたまんねーんだろうな」



「……っく」