幕末桜。~ バクマツザクラ。~

遥「茉美!!」

茉「…ハ…ルさん?……ここは…」

遥「わ、わかんない」

茉「ってか私達生きてるの?」

遥「た、多分…」

梨「あ、二人とも目覚めたの?」

向こうの方から梨奈がやって来る。

遥「梨奈……」

梨「あと、目覚めてないの……萌ちゃ
んだけだね。」

遥「……萌?そうだ萌!大丈夫?!
萌!」

茉美の隣に横たわっている萌に私は駆け寄る。

萌「……………………………………。」

遥「まさか……死ん」

萌「でない。」

萌が手を頭にのせながら起き上がる。

萌「ったく……アイツ何度も刺してき
やがって……」

遥「萌!!」

私は萌に抱きつく。

萌「っ!…ん?まてよ…ハル…茉美ちゃ
ん…梨奈ちゃん何で生きてるの?
ん?僕も生きてるの?」

萌も混乱しているようだ。

梨「あの…その事なんだけど…うちら
さ、タイムスリップしたらしいん
だよね…」

タイム…スリップ…

え?……私達が……?

アニメとかでよくあるけど…こんな
ことって……

現実世界では有り得ないことでしょ……

萌「タイムスリップね…信じられない
けど、信じるしかないよな」

茉「…仮にタイムスリップしたとして
…何時代?」

茉美はまだ疑っているようである。

梨「さっき人に聞いたんだけど…文久
3年…つまり、江戸時代の京に来た
ってこと…」

萌「江戸時代……幕末…」

萌は目を輝かせる。

剣術を習っている萌が目を輝かせるのもおかしくない。