萌「さっきも言っただろ。僕はハルを置いて死なないって」

遥「言ったけど…」

萌「だから僕は戦でなんて死なない」

遥「……………………………………。」

萌「僕を信じてくれたっていいじゃない……」

そういう問題じゃない。そう言いたいのに…萌の目を見ると何故か言えなくなる。

近「遥香くん、萌浬くん。いい案がある。」

遥「いい……案ですか?」

近「萌浬くんとこの中の隊士と対決して萌浬くんが勝ったら入隊する。」

萌「いいよ。ハルも、梨奈ちゃんも、茉美ちゃんも…これなら文句ないよね?」

遥「……わかった。」

梨「うん。文句ない。」

茉「私も……」

近「よぅし!決まりだな!」

萌「……で、誰が相手なの?」

谷「はーい。俺がやりたいでーす」

谷さんがにっこりスマイルで手をあげる。

萌「よろしく……」

そして萌は谷さんと対決することになった。

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萌と谷さんの対決を見るため私達は外に出た。

平「相手が谷さんとか…あいつ絶対勝ち目ないよ…」

松「ですね。」

谷「よろしくお願いします」

萌「うん。本気できてね?」

谷「君もね?」

近「それでは二方、準備はいいか?」

谷「いつでもいいですよ」

萌「はーい。」

近「それでは……始めっ!!!!」