今宵、月下の夜に

「まったく。それだけ綺麗な容姿をしていながら気づかないなんて。あなたは特別ってことっ」

休憩行ってきていいよーと俺の肩を叩く真由美さんと交代してからトイレに向かった。


「特別、か」

一人呟く。

鏡にはブルーサファイアの瞳。


人とは違う。そんなことはよく知っている。そう、昔から。