今宵、月下の夜に

今の私は黒のだてめがねに黒いウィックをつけている。外では極力目立ちたくないため普段の銀髪に赤い瞳は隠していた。



「えー。滝沢せ…いや瑠奈先輩は綺麗じゃないですかっ」


そう言ってくれる愛ちゃん。


どうやら下の名前に切り替えたようだ。

さすがに敬語は捨てきれなかったらしい。


クスッと笑いながら言った。

「そういう愛ちゃんの優しいとこ、私好きだな」