今宵、月下の夜に

素っ気なくもしっかり返ってくる言葉。嫌われてはないみたいだ。だが早く話しを切りたいようで淡々と返ってくる言葉はあっさり途切れる。


しばらく話した後早々と同業者は帰っていった。消えていく気配を確認しながらため息をついて死体に近づいた。鮮やかな赤い血が死体を包む。

死体の目の前に方膝をついて座る。

「…うそ…だろ」


その時はじめて気がついた。死体の上には白い彼岸花がおかれていた。

「ナイトクイーン…」