今宵、月下の夜に

汐里の連れというだけで簡単に中に通された。
他の関係者に声をかけられ話す彼女。俺は任務を遂行するため社長を探した。そして女の手を引き奥の部屋へといなくなる社長をみつけた。愛人だろうか。

スラッとしたブルーのドレスの後ろ姿が消えていく。一瞬だが白い花の形のブローチも見えた。美人だと思った。


そう思い隙をみて中に入った。中は広間とは違い真っ暗だ。

中に入って最初に飛び込んできたのは銃を突きつけている者らしき影と何かを探してさ迷う社長らしき影。社長は気づいていないらしい。

何が起きてるのか。そう思ったがすぐに理解はできた。同業者と被ってしまったのだ。考えてる暇はなかった。