今宵、月下の夜に

同時の方がお互いの組織にも目立ちにくい。ただでさえターゲットが被っている。極力目立つことは避けたかった。

でも私が本気を出してないことを気づくなんて。気づかない人が大半なのに。

やっぱり彼は凄い。


「その方がお互いのためにいいから。今回はお互い任務遂行ってことで」


早めに話を切ろうとそれだけ言うと今度は本当にその場から立ち去った。