今宵、月下の夜に

「僕は…残るよ」

力なく笑った男の子。

やだ。やだよ…

私は急かす男の子を必死で抵抗した。


「私だけなんてやだよっ…」

泣きじゃくる私をみて男の子は言った。


「わかった。約束、必ず守るから。だから君も早くここから出るんだ」


彼がそう言ったと同時に、彼の背後にあの男たちが現れた。