今宵、月下の夜に

裸足で歩く床はぺたぺたと音がして、いつ気づかれてしまうか怖かった。


私が震える度に男の子の手が強くなる。



それから小さな光がある扉が見えた。


男の子はそこで急に止まった。

不思議に思って男の子をみる。


「君はあの光に向かって思いっきり走るんだ。あの先は出口へと繋がってるはずだから」


「あなたは…?」

不安になって聞いた。