今宵、月下の夜に

「ここから逃げるんだ」


私の手を握って連れ出してくれる。


足音は立てないようにひっそりと。



私を探してくれたんだ…。


それから長い長い道をたくさん歩いた。

いつもの男たちは気持ち良さそうに眠ってる。


鍵は…その隙にとったのかもしれない。