そう言ってこちらをみるのは咲希の知り合いの花屋の店員。 さっきは気が動転してちゃんとみる暇がなかった。 「でもなんでまたこんな真似」 「困ってたみたいだったので。あそこを通りがかったら大声が聞こえて」 そう言って俺から離れる彼女。