遠ざかっていく風景の中に汐里の姿。 俺たちをみて固まっている。 しばらく走った後なにがなんだかわからず相手に聞いた。 「君は一体…あっ…」 立ち止まったのはカフェの前。 硝子に写った彼女をみて目を見開いた。 「気づきました?」