今宵、月下の夜に

俺をみて上から下まで見下ろす彼女。
見定めでもしているのだろうか。


「そうですか。わたしは愛沢汐里と申します」


身に付けていたエプロンを握りしめドレスを持ち上げるように言った彼女、汐里。


どうやら俺は合格したらしい。



「この段階で砂糖を入れます。あ、それはまだです」

汐里について指示をする。