今宵、月下の夜に

それは立派な剣だった。

刃先になるほど細く、持ち手にはサファイアの宝玉が込められており美しく輝いていた。

「こんな…どうして」


戸惑ってマスターをみると少しだけ口角を上げて笑うマスター。


「いつかは渡そうと思ってた。それが今だと判断した。お前が必要だと思ったときに使いなさい」