今宵、月下の夜に

「そうなんです。あのガーベラの花は私が勝手に選んでしまったんです。だから咲希さんはなにも悪くないんです。独断で選んでしまってほんとにすみませんでした」

席にたち頭を下げた。


「ちょっと瑠奈さんっ大丈夫だよ。愁は怒ってないから、ね、愁」

私の行動に慌てた咲希さんが止めに入る。


愁さんは咲希さんの言葉に頷いた。