何度だって

「黙れっつーの!笑 お前こそ40ないだろ?」

「俺はギリ39点だからほぼ、赤点ではない!笑」

得意げに答案用紙を見せてくるミッツー。

「赤点は赤点だろ。笑 変わんねぇよ。笑」

「まぁ、嫌なことは忘れてとりあえず飯行こうぜ!!」

そう言ってミッツーは財布を取り出し、席から立ち上がった。

俺も同じように立ち上がり、2人で食堂に向かった。



「あー!シュンくーん!ミッツー!」

食券の列に並んでると、サキさんに声をかけられた。
トレーの上にはうどんと、カレーが乗っていた。