何度だって

あの食堂で出会ったときから、追いかけ続け3ヶ月たった。
特にアキさんとの進展があるわけでもなく過ぎて行き、高校生になって初めての夏休みが近づいていた。


「じゃあ、今回英語赤点の奴は、夏休み補習あるからな!その約束で、単位は落とさないことにしてやるから、必ず来るように!!!!」

期末テストが、返却され教室がいつも以上にざわつく。

「シュンっ!何点だった???」

先生が教室から出るなり、ミッツーは後ろを振り向いてきた。

俺はテストをミッツーに見せた。

「あちゃーーー。シュン、…お前頭悪すぎねぇ?笑」

20点と書かれた俺の答案用紙を見ながら苦笑い。