いやいやいやいや……
「“なんで”じゃねーだろ。」
俺はもう、呆れるしかなかった。
言いたいことがたくさんある。
ありすぎる。
なのに
「あ、そーだ。なっちゃんおはよ♪」
言い忘れてた(テヘペロ
とか………
「莉香!!!俺が、どんだけ心配したと
思ってるんだよ!!!」
もう、声をあげずにはいられなかった。
「莉香が消えたって聞いた時めっちゃ心配して、もしかしたら、って思って学校早退して走ってきたんだぞ⁉なのに、“おはよ♪”とか、まじ、かわいくても許せねーぞ⁉」
…なんか余計なこと言った気もするけど。
とまらなかったんだよ。
だからしょうがない。
「う、ぅぅ…ご、ごめんなさい。。。」
莉香は、俺の迫力におされてか、
しゅんとなってる。
まぁ、反省してるっぽいし、いいか。

