約束〜ずっとずっと君だけを〜



「おー!!さんきゅ!!

なんだろ〜?開けていい?」



「もちろん!!…ほんと、
たいしたものじゃないんだけどね…」




ほんと、なんてゆーか…

申し訳ない…




「おぉ〜!!!

なんかこれ、かわいーな!!

しかもキラキラしてる!」




なっちゃんはそう言ってくれてるけど、、

やっぱり、マグカップとかのほーが
よかったかなぁ。



「そんなのでごめんねっ、、、


あのね、それ見た瞬間に、
あ、なっちゃんに似てるな、って
思っちゃって…


そう思ったら、それしかプレゼントに
考えられなくなっちゃったの。」





正直に言った。



うちの正直な気持ちを聞いて
欲しかったから。




「……」



「な、なっちゃん?」



なっちゃんは黙ってしまった。



やっぱり気に入らなかったのかな、、、



「ほんとごめん!!

やっぱりプレゼント、
今度また他の渡すね!!」



ほんと、やっちゃったよ、、、




「や、違う違う。そーじゃないって。」



「大丈夫だよ?気使わなくても。」



「だーかーら!!

莉香が俺のこと考えながらこれ一生懸命
選んでくれたって考えたら嬉しくて…


言葉がでなかったんだよ」




「え……?」




「つーわけで、
これはありがたくいただきます。


莉香が返してって言っても返してやんねーからな!」




なっちゃん……




「…ほんと、ありがとう!!!



もうね、うち、なっちゃん大好きだよ!」




「おう!もちろん♪

俺だって莉香のこと大好きだし。」



あ、そーいえば、うちの話はここから
だった。



…今から聞くしかないよね。




「それでね、、あのね、、、


なっちゃんに聞かなくちゃいけないことがあるの。」




「ん?なに?
俺、もしかしてなんかした?」



「なんかしたってゆーか……」



ちょっと言いづらいな。



でも、聞かなくちゃ、うちのモヤモヤは
これからもなくならないし。



聞かなくちゃ。




「なっちゃん、さ、、、



なんで、ホストなんてやってたの?」