約束〜ずっとずっと君だけを〜



「おう♪

俺、すげーがんばったんだよ〜」


たしかに、これは相当がんばったんだと
思う。



てか、がんばんないと予約すらできな…


あ。



「…なっちゃん………

これさ、高かったでしょ?」



うちの記憶が正しければ、
宝石よりは安いってゆっても
5万円はしたはず。



中学生のってか、高校生でも5万って
かなり高いよね??



「いや、莉香のためならそのくらい
別に?笑

まぁ、ちょっとがんばったけどね〜」




「うちのためって……

たしかに、めっちゃ嬉しいけどさ、、


がんばりすぎでしょ!?」




うちが用意したプレゼント、こんな高い
ものじゃないんだけど……



どーしよー。




でもまぁ、今さら、だよね。



「あ、莉香、金額とかまじで気にすんな
よ?

気にされたらまじで俺泣いちゃう笑笑」




「……そーなの?


………うん、わかった。」




なっちゃんがそう
言ってくれてることだし。



気にしないほうが、いいよね。





「なっちゃん」




「ん?なにー?」




「あのね、、、


なっちゃんからのプレゼントほどじゃ
ないんだけど…


これ、うちからのプレゼントだから、
よかったら使って?」




うちはなっちゃんにプレゼントを渡した。