約束〜ずっとずっと君だけを〜




それからも、うちらは他愛もない会話を
して、ふざけてた。



ポテト使って遊んだりもしたの。


食べ物で遊ぶのはよくないんだけどね。


今だけ、ね。笑




遊んだりしてたせいで、食べ終わったのは
1時間後。



「もう1時間もたっちゃったんだね!」



「だな。やっぱ莉香といると時間たつの
めっちゃはえーわ笑」



「それわかるかも〜!
なっちゃんといるとすぐ時間が
過ぎてっちゃう!
授業とかは長く感じるのにね笑」




「そーゆーもんなんだよ。

好きな人といると時の流れが早いって
ほんとなんだな。」



なにげ、なっちゃん恥ずかしいこと
言ってるし。



一瞬、



スルーしよーかな。



って思ったんだけど、、、



スルーしきれませんでした。



ちょっとだけ、ほんとーにちょっとだけ
顔が赤くなる。



そして、



なっちゃんがそのことに気がつかないわけがない。




「おや?莉香サーン?
顔、赤いデスよ?笑笑」



なっちゃんはにやにやしてる。



そんなにうちをからかうのが楽しいの
かねー?



「っ赤くなんてないし!!!


早くどっかいこー?」



「莉香は素直じゃないんだから。

そーだな。そろそろいくか。

じゃあ…どっかぶらぶらお店見る?」




「さんせーい!!!早くいこいこ!」




うちはなっちゃんの手を引っ張って
お店の外に出る。




「も〜そんなに引っ張らなくても
いーのに。

俺は莉香の隣からいなくならないしさ。」



…なんか今日のなっちゃんちょっとだけ
おかしい気がする。



やけに素直とゆーか、、、



ううん、
いつもなっちゃんは素直なんだけど、、




なんか…




まぁ、いっか。





楽しいことには変わりないしね♪