「え…?」
うちは全然、なっちゃんの言葉が理解
できなかった。
戸惑ってるうちをよそになっちゃんは
機嫌がいいのかめっちゃ笑顔だ。
「俺もさ、今日、莉香に話があったん
だよね。
だから、聞いてくれる?」
え、、、
うちの全身全霊の告白に
返事はしてくれないの!?
って思ったけど、
まぁ、いーや。
なっちゃんの話、聞いてあげよ。
「うん、いーよ」
「じゃあ、よーーーーく聞けよ?」
なっちゃんはちょっとだけにやけてる。
「俺さ、莉香のこと、今もまだっつか、
ずーーーっと好きなんだよね。
だからさ、、、」
なっちゃんはよくみると、珍しく
ほんのりと頬が赤い。
照れてるのかな?
「莉香のこと、6年もかかっちまったけど迎えにきた!!!」

