「てか、お前らまだ付き合ってねーの?」
「…おう」
勇太は驚いた顔をしてる。
「ま、まじか!!!
この前、もうくっついたと思ってた!」
「でもまぁ…
くっつけるようにがんばりますけど笑」
「おー!がんばれよー!!俺は応援してるからな〜」
「おう、さんきゅ」
勇太と恋ばな?をしてたら、
もう昼休みは終わってしまい、
みんな席に着き始めた。
そのあと、まだ3時間授業があったけど…
俺の頭の中には授業の内容なんてものは
入ってこなくて。
放課後、どうやって莉香に告るかで
頭がいっぱいだった。
つーか、言葉にできるか、だよな。
でも、ぜってー伝えないとだよな。
がんばるしかないか。

