なぜかドキッと胸が高鳴る。 「志音!…ぇ?」 緊張して志音くんから目を離せずに居ると 「櫂亜。コイツが姫だから。」 そう言って行ってしまった。 その言動に、呆然と立ち尽くす私。 姫?? またもや出てきたワードに、頭が混乱する。 「えっと…」 志音君に″櫂亜″と呼ばれていた男の子が遠慮がちに口を開いた。