考えていると、なぜか小刻みな振動が体に届く。 前を見ると、櫂亜君がクスクスと肩を震わせて笑っていた。 あれ…?? 「っ!!」 そこで私はある事実に気づいた。 わ、私…櫂亜君と手繋いでる!! 繋いでるというよりは、手を引かれてるといったほうが正しいのかも… 急に熱くなるからだ。 ど、どうしよう… 私、男の子と手繋いだことなんて幼稚園以来だから… 急に速くなる鼓動に震える手足。 「か…櫂亜くん、手…」