そう思った俺は、震えている身体に
鞭を打って、無意識に椿綺を
抱きしめていた

すると、椿綺のただならぬ殺気が消え
俺に寄りかかるように気を失った

そして、成瀬に先戻っててと伝え
椿綺を保健室に運んだ

なんでだろう…………………
椿綺はなんでも許せるし、甘えて欲しい
とまで思う

俺の腕の中で眠る椿綺を見て思った