「いいだろ。譲ってくれても‼︎記念日だぞ‼︎」
「だからってなんで私が席を譲らなきゃいけないのよお⁉︎」
「お前はまた酔うだろーから、始めっから後ろに乗ってろ。」
「何その言い草‼︎誰のおかげであんたの片思いが両思いになったと思ってんのよ⁉︎」
「それはそれだろーが‼︎」
帰り道。
私は咲絢さんの隣を蓮と争っていた。
別に譲ってやってもいいと思ってたのよ?
でもさあ、私のお陰だと思ってないんだもん。
だから、ちょーっとイラついて駄々こねてみたってわけ。
「ってあああああーっ‼︎」
「あはは。仕方ないさ。大人しく後ろにいけ。」
「くそー…。」
私が今までのいきさつを離している間に勝手に席を取られてしまった。
「ハア…。」
大きくため息を尽きながら1番後ろの席へと歩いて行った。
「やーい。敗者ーっ。」
海斗が馬鹿みたいに馬鹿にして来る。
「うるさいなあ。」
そう言ってドスンと海斗の隣に座った。
いつの間にか、意識がなくなっていた。
夢の中、どこかでシャッターの音が聞こえた気がする。
「だからってなんで私が席を譲らなきゃいけないのよお⁉︎」
「お前はまた酔うだろーから、始めっから後ろに乗ってろ。」
「何その言い草‼︎誰のおかげであんたの片思いが両思いになったと思ってんのよ⁉︎」
「それはそれだろーが‼︎」
帰り道。
私は咲絢さんの隣を蓮と争っていた。
別に譲ってやってもいいと思ってたのよ?
でもさあ、私のお陰だと思ってないんだもん。
だから、ちょーっとイラついて駄々こねてみたってわけ。
「ってあああああーっ‼︎」
「あはは。仕方ないさ。大人しく後ろにいけ。」
「くそー…。」
私が今までのいきさつを離している間に勝手に席を取られてしまった。
「ハア…。」
大きくため息を尽きながら1番後ろの席へと歩いて行った。
「やーい。敗者ーっ。」
海斗が馬鹿みたいに馬鹿にして来る。
「うるさいなあ。」
そう言ってドスンと海斗の隣に座った。
いつの間にか、意識がなくなっていた。
夢の中、どこかでシャッターの音が聞こえた気がする。