(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜

「あ。いる?冷たいよ。」

その視線に気づいたのか、ペットボトルに入っていたミネラルウォーターをコップに注いで私に手渡ししてくれた。

そのコップを両手で持って冷たいミネラルウォーターを口の中に流し込んだ。

カラカラの喉を潤してくれる。

一気に飲み干してそばのチェストに置いた。

「おねーちゃん。8度あったんだって。お母さんが学校に迎えに行ったんだよ。たぶん4.5時間爆睡してたんじゃない?」

言われてみれば満月も柚月もいるということはもう学校が終わった時間ということだ。

そんなに寝てたんだ…。

そばの窓からオレンジや紫にグラデーションされた夕日を眺める。

「保健の先生は夏風邪って言ってたってよ。あ。これおかゆね。」

そう言っておぼんに乗った湯気の立つお椀をチェストに乗せた満月。

すぐに出て行こうとした2人を私は呼び止めた。