日の光を防ぐため頭の上に手をかざし、雄也を探す。

すぐにわかる。

雄也も結構かっこいいから。

目立ってる。

そばにいる女の子たちがヒソヒソと目を輝かせながら雄也を見ながら話してる。

私が今ここで登場したらきっと期待はずれなんだろうけど。

しょうがない。

女の子たちに心の中で謝って雄也に向けて手を振る。

「ゆーやーっ‼︎」

その声にすぐに反応した雄也は今まで見たことがないような笑顔を浮かべて手を振り返してくれた。

「ゴメンッ‼︎遅れちゃった‼︎」

胸の前で手を合わせながら近づいていくと、その格好良さにハッとする。

すごいセンスいいじゃん…。

シンプルな格好だけど、細っそりとしたルックスにすっごく合っていて、

いつも以上にかっこいい。

そりゃ、女の子たちも目をハートにするよね。

ってゆうか、私、これめちゃくちゃ合ってないんじゃない⁉︎

ちょっと不安になりながら周りを見渡すと女の子たちの落胆したような声が聞こえる。

「うわ。彼女持ちじゃん。」

「ってか彼女可愛いー…。」

「やっぱ、イケメンの彼女がブスだったらありえないっしょ。」

よかったあ…。

この顔に産んでくれたお父さんとお母さんに今までの中で一番感謝する。

っと。

「ん?なんか変?」

雄也が私の格好から目を離さない。

やっぱ変かなあ?

「いや。すげえ可愛い‼︎だけど、もうちょい可愛い系で来てくれたら良かったのになあ…。」

いきなり、『可愛い』という単語を出す雄也に思わず驚いて顔を赤らめてしまう。

おっといけない。

慌てて顔の温度を下げると、話題を変えた。

「ありがとっ‼︎ところでどこいく?」