「いきなり会議を開くなんて言ってすまなかったな。
ほんとは集会でも良かったんだが…
あいにくうちの姫がうるさいのは嫌いだって言うからな。」

一翔の言葉に香清が梨湖に聞く。

「姫ってうるさいの嫌いなの?」

「いや…そういうわけじゃないと思うけど…
このチームを心配して言ってるんじゃないかな…?」

「龍蝶はここ何年で急成長した。俺らをはじめ、
絶蝶などのside族まで集まってもらったのは他でもねぇ…。
匡には悪いが、骨気は潰させてもらう。」

一翔がそう言うとその場にいたメンバーは「おォォォ!!!」と言った。

「それと…もう一つ。梨華。」

一翔は優しく梨華の名前を呼ぶ。

「みんな。少し私に時間をください。」

梨華はそういい一翔の前に立った。