「きょ、教科書…一緒に見ませんか…?」
「え?教科書?……ああああ!!」
「⁉︎」
やべぇ、櫻井との会話に緊張しすぎて教科書忘れたことすっかり忘れてた…。
緊張して忘れるとか…俺、気持ち悪っ…。
「か、貸してくれるってこと?」
「は、はい…もし、よければ…」
「全然っ良いよ!むしろ、貸してください!!」
「あっ…じゃあ…」
そう言って櫻井は少しだけ離れた机を近づけようとする。
俺、何ドキドキしてんだよ…席近づけるだけだってのに…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…