ずっと変わらない…。


 「ど、どうして謝るの………?余計なことなんかじゃないよ?」

 「えっ……?」

 「もしあの時優太が来てくれてなかったら私キスされてたもん。だから助けてくれてありがとう…。」

 私がそう言うと優太は一気に笑顔になった。

 「今ま優太の気持ちに気づけなくてごめんね。」 

 本当にごめん…。

 優太はびっくりした顔をしてる。

 「どうしてそれを知ってるの?」

 「友美に今日聞いたの…。優太のことずっと苦しめてたんだなって思った。」

 優太はすごくおろおろしている。