ずっと変わらない…。


 と言って帰っていった。

 私は優太に

 「そこの公園で話そ。」

 とできるだけ明るく言った。

 でも優太は暗い顔で頷いた。


 公園について私がベンチに座ると優太も人1人分ぐらい開けて座った。

 先に口を開いたのは優太だった。

 「日向…邪魔しちゃってごめん。余計なことしちゃったよな…。」

 優太は寂しそうな辛いような顔をして言った。

 自分の気持ちを抑えるかのような拳を強く握り震わせている優太を見て心がすごく傷んだ。