拓海くんは私の家の前まで送ってくれた。 「今日はありがとう。じゃあ…また。」 と言って家の前にあるさくに手をかけると、突然引っ張られて温かいものに包まれた。 な、何が起きたの!? って、えっ!抱きしめれてる!? 「あの…拓海くん離して。」 拓海くんは抱きしめるのを止めて私の肩に手を置いて顔を真っ赤にしながら 「キスしてもいい…?」 と言った。 「やっ…あの……………。」