ずっと変わらない…。


 目玉焼きにはなにをかけるかとか、色々な話をしていたらあっという間に1時間以上経っていた。

 そろそろ帰らなきゃ。

 「拓海くん私そろそろ帰るね。」

 そう言って立ち上がった私の腕を引っ張った。

 「送ってく。」

 拓海くんはそれだけ言ってレジに向かっていった。

 「ドキドキした…。」

 私は1人で呟いた。

 私がレジについた時にはもうお会計が終わっていた。

 「拓海くんパフェとケーキいくらだった?私払うよ。」