ずっと変わらない…。


 「あ、そういえば今日だってね~ってなんの事だったの?」

 私が聞くと友美はため息をした。

 「本当にわかってないの?」

 私は小さく頷いた。

 すると友美はまたため息をして話しだした。

 「教えてあげるのは今回で最後だからね。ていうか本当に優太の気持ちに気づいてなかったの!?態度でみんなにはバレバレなのに。」

 
 優太は私と仲がいい友美に私のことが好きと相談していた。

 でも友美は相談されなくても気づいていた。

 その上クラスの子たちも優太の気持ちはバレバレで中には付き合ってるって勘違いしてる人もいるらしい。