ずっと変わらない…。


 私達は走って駅前にあるカラオケボックスに向かった。

 カラオケボックスに着いたのは待ち合わせ時間を10分過ぎた6時10分だった。

 友美が

 「10分ぐらい大丈夫だよね?」

 って言ってきたけど、大丈夫かな?

 「わかんない…。」

 私がそう言うとすぐ部屋に着いた。

 ドアを開けると中に2人の男の人がいた。

 「2人とも10分遅刻だよ~」

 友美は焦りながら

 「ごめんごめん、とりあえず自己紹介しよっ。」

 と言った。