俺はただ受験のストレスを誰かにぶつけなきゃ自分を保てなかっただけなんだ。 テストで良い点を取ってももっと上を目指せとか、そういうのが全てストレスだった。 でもそれは俺を心配してくれてたんだよな。 少しでも大人になった時苦労しないように心配してくれてたんだよな? その時俺の中でなにかが変わった。 無邪気だけど少し曇った顔をしているこの子が気になった。 「ありがとう…。」 俺がそういうとその子は笑顔で雨の中走って言った。 傘返すタイミングのかした…