好きになった人と必ずしも付き合えるわけじゃない。
どこかでまた会える。そう信じて高校に上がった。




桜が舞う。
少し肌寒さが残る中私は高校の入学式に出席していた。

(寒い)

寒がっている私の名前は神崎愛子。
中学の時にクラスの人たちにいじめられて不登校になったが無事高校に入学できた。

中学の時に好きになった人がいたけど、私の高校ではないみたい。

『はぁー』

?「どうした?ため息ついて」

『え?私ですか?』

?「そうだよ。あなた以外にだれいんの」

ここで仲良くなったのは木崎美和。
人生最大の親友になるこだ。