【紫乃side】 「なあ、紫乃。翔のこと好き?」 「え‥‥翔?なんで?」 爽太の言動に動揺と少しの恐怖がおそう。 「俺今翔にめちゃくちゃ嫉妬してんだけど」 爽太ってこんなに狼だったっけ。私の知ってる爽太はヒーローみたいな人。 「俺はヒーローなんかじゃないよ。」 最悪だ心の声が漏れてた。 「嫉妬ってな‥‥キャッ」 全部聞く前に私の言葉は止まった。 背中にはひんやりと冷たい床。 上には私を覆う爽太。 ――ああ、押し倒されてる。