綾香はいつも必ず先に来て俺を待っているはずなのに。




最近はメールも来ないし、どうかしたんだろうか。


なんだか不安になる。
嫌な予感が胸をよぎった。




なんで…こんなに不安になってるんだろう?

今までそばにいるのが当たり前すぎて、うっとうしいくらいにしか思っていなかったのに…。




もしかして俺…綾香のこと……?
いや、そんなはずはない。

そう自分に言い聞かせた。


ハッと我に返ると目の前に瑠来がいた。

途中まで一緒に帰ることにした。