また、恋に落ちればいい。


あれから月日は流れて、一ヶ月がたとうとしていた。

「ハク。今日ね、仕事してたらね、ハクの友達の悠(ゆう)くんや一歩(はじめ)くんや百合(ゆり)さんや光輝(こうき)さんや新大(あらた)くんや美咲(みさき)さんや奈南(なな)さんがね、来てくれたんだ。みんなね、ハクが目を覚ますの待ってるからね。」

仕事の帰り、ここ一ヶ月必ず通っている私は、病室に来るとハクに今日あったことなんかを話している。

おばさんからもらった指輪はしっかりと私とハクの左薬指で輝いていた。