通学路には、いつもならちらほらと学生とか人がいるんだけど、もうそんな時間が過ぎてるからか人がいなかった。


誰もいない通学路を一人出歩く。


まあ、たまにはこんなのもありだよね。


学校について、自分のげた箱を開ける。


ゆっくり来すぎて2時間目ギリギリかも。


急がなきゃって…………


「あれ?」


げた箱のなかは──


からっぽだった。