私のシンデレラストーリー❊✧.。.:*







「もうすぐ、ダンスが始まる時間ですね」






帰ろうとしている私に、お構いなく言う。






「僕、ダンスを一緒に踊ってくれる人がいなくて……。もし、よろしければご一緒しませんか?」





………は?







そんなの他の人でいいじゃん!





「すみません、私ダンスが苦手なもので……」





いいから、さっさと帰られせてくれっ! 




苦手だって言ってる女の子に無理やり相手させないでしょ!!!!





「それなら、喜んで僕がリード致します」





『さっ、行きましょう』と私の腕を引く。







……………!!!!!???





なぜか、ペースに巻き込まれる私。







親の顔をたてなきゃいけないし、とりあえず、適当に踊って帰ろ。